「当たり前」の落とし穴

普段の生活の中で、「当たり前」と思っていることが数多くあります。しかし、この「当たり前」を意識しないで受け止めることが、自分にとって必ずしも最良であるとは限らないこともあります。今回はそんな「当たり前」の落とし穴について考察してみました。

人生における「当たり前」とは?

私たちは、幼い頃から様々な「当たり前」の価値観を植え付けられてきました。

例えば、「学校に行かなければいけない」、「勉強しなければいけない」、「仕事をしなければいけない」、他には結婚や老後のことなど。令和の今、多様性のもと少しは薄れていますが、それでもまだまだです。

そして、これらの「当たり前」は、必ずしも自分にとって幸せな人生を送るための指針とは限りません。

むしろ、これらの「当たり前」に縛られてしまうことで、本来の自分の可能性を活かせない可能性もあります。

当たり前の落とし穴

1.「・・・しなければならない」という思い込み

「・・・しなければならない」という思い込みは、自分自身に大きなプレッシャーを与えてしまいます。

例えば、「老後は孫の面倒を見なければならない」、「家事はやらないといけない」などです。しかし、これらの「なければならない」は、誰が決めたものなのでしょうか。

本当に自分がしたいことなのか、それとも周りの期待に応えようとしているだけなのか。

自分の価値観に照らし合わせて、本当に必要なことなのかどうかを判断することが大切です。

2.「もう遅い」という諦めの気持ち

年齢を重ねると、「もう遅い」という諦めの気持ちが生まれてくることがあります。

しかし、人生はいつからでもやり直すことができます。

新しいことに挑戦したり、夢を追いかけたりするのは、決して遅くはありません。

むしろ、年齢を重ねることで培ってきた経験や知識を活かすことで、新たな可能性が開けてくることもあります。

3.「自分にはできない」という思い込み

「自分にはできない」という思い込みは、自らの可能性を狭めてしまいます。

何か新しいことに挑戦しようとしても、「自分には無理だ」と諦めてしまうことがあります。しかし、実際にやってみないと、できるかどうかは分かりません。まずは一歩踏み出してみることで、新たな可能性を発見できるかもしれません。

4.周りと比べてしまう

周りの人と自分を比べてしまうことがあります。しかし、人には、それぞれ違った価値観や目標があります。周りの人と比べるのではなく、自分のペースが大切です。

当たり前を自分のものに

1.自分の価値観を大切にする

周りの期待や社会の常識にとらわれず、自分の価値観を大切にすることが重要です。

自分が本当にしたいこと、自分が大切にしたいものは何か。自分の心と向き合い、自分にとっての幸せとは何かをしっかりと考えたいものです。

2.新しいことに挑戦する

新しいことに挑戦することで、自分の可能性を広げることができます。

今までしたことのないことに挑戦したり、興味のある分野を深掘りしてみたり。

年齢に関係なく、常に新しいことに挑戦する姿勢を持つことが大切です。

3.人との繋がりを大切にする

人との繋がりは、人生を豊かにしてくれます。

家族や友人、地域の人々との交流、ビジネスでの交流。困った時には助け合い、喜びを分かち合える仲間がいることは、かけがえのない宝物です。

さいごに

私は月に数冊本を読みます。小説やビジネス書、専門書などジャンルは様々です。今までの「当たり前」は、本は手に持って止まった姿勢で読むものでした。
最近、Audible(スマホで本の朗読を聞けるサービス)にはまっています。歩きながら、買い物しながら、どこでも本を「聞く」ことができます。オススメです。

今、10年以上前に、数ヶ月かけて読んだ村上春樹の長編小説「1Q84」を倍速で聞いています。

相続対策は事前準備が大切です。お早めにご相談下さい。

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この記事を書いた人

栗田 政和

栗田 政和

東京都府中市出身、現在は立川市内に在住。
中央大学法学部卒。
大学卒業後、住宅メーカーに32年勤務した後独立し、
行政書士栗田法務事務所を開業。
現在は行政書士兼相続コンサルタントとして、
立川近郊の相続問題に悩む方の助けになるべく奮闘中。
趣味はバイクツーリング、温泉巡り、幕末歴史小説、プロ野球観戦。