初めてのバイクのおはなし

趣味は何ですか?って聞かれたとき、お答えする趣味のひとつにバイクがあります。

今乗っているバイクは、ホンダのフォルツァという250ccのスクーター。

休日に奥多摩や伊豆へのツーリングがお気に入りのコースです。

音楽やラジオを聞きながら、のんびりと・・・

今回は、初めてのバイクのおはなしです。

はじめての免許

高校1年のとき、16になったら原付取ってスクーターが欲しいなぁ、ってなんとなく思っていた普通のサッカー部の少年でした。

誕生日が来たら、原付免許取るぞ!

リード、ジョグ、タクトなどのスクーターのカタログを見ながら、お金を貯めるためのバイトを探しながら、3ヶ月バイトと部活を両立すれば、スクーターが買える・・そんな稚拙な計画を考えていました。

7月、期末テストが終わり、早速、府中試験場で初の運転免許証を手にしました。

原付免許証の交付前に、スクーターに乗る実地研修がありました。府中試験場の中の試験コースを時速30キロ以下でのんびりと教官のあとについていきます。初めての免許証を実感したひとときでした。

はじめてバイクに乗る

高1の夏は、サッカー部の合宿や部活に明け暮れ、スクーター熱もお預けでした。

2学期が始まると、同じクラスのケンちゃんが教習所で二輪の中型免許を取ったと大騒ぎ。

なんとバイクも買ったらしい。

憧れのホンダ CBX400 

そう言えばケンちゃん、部活に入らないでバイトしてたもんなぁ。

毎日、「いいなー」を連発する私に根負けしたケンちゃんは、今度バイクの後ろに乗せてくれることに。ワクワクが止まらない!

今でも覚えている風の感覚

2ケツの当日、CBXの重低音とともにヘルメットをかぶってタンデムシートに。

残暑の9月の風の中、甲州街道を調布から八王子方面に向かって・・・

甲州街道の緑をすり抜けていく風と重低音

アスファルトの匂い

エンジンオイルの焼けた匂い

このときの感覚がバイクとの出会いの始まりでした。

その後のバイクとの歩み

すっかりバイクに魅了された私は、冬休みには初めてのバイトをし、貯まったお金で春休みに教習所に通いました。

高2の春に念願の中免を取った頃には、スクーターの事などすっかり忘れ去りました。

いつの間にか、サッカーよりバイクに。

アルバイトに精を出し、手に入れたバイクはKawasaki GPz400

湘南に行ったり、横浜に行ったり、大垂水に行ったり

劇的に行動範囲が広がり、あの風と匂いを満喫しました・・・

さいごに

これが、今でも一番の趣味の、初めてのバイクのおはなしです。

実は高1の夏に取った初めての原付の運転免許証は、本籍・住所・氏名が自筆(手書き)なんです。

当時、住所氏名をちゃんと活字にするには、試験場近くの代書屋で書類を作る必要がありました。

住所氏名をタイプするだけで1000円?

もったいない。

なら、手書きでいいや。

ところが、代書屋のおっちゃん(行政書士)は、金の無い高校生に客引きをし、試験場の入り口まで追っかけて来て、断るのが大変でした。

その時の私は、将来行政書士にだけは絶対になるものか!と心に誓っていたような気がします。

相続対策は事前準備が大切です。お早めにご相談下さい。

✉ お問合せフォーム

☎ 042-508-3031

この記事を書いた人

栗田 政和

栗田 政和

東京都府中市出身、現在は立川市内に在住。
中央大学法学部卒。
大学卒業後、住宅メーカーに32年勤務した後独立し、
行政書士栗田法務事務所を開業。
現在は行政書士兼相続コンサルタントとして、
立川近郊の相続問題に悩む方の助けになるべく奮闘中。
趣味はバイクツーリング、温泉巡り、幕末歴史小説、プロ野球観戦。