伝えることの大切さ

自分が思っていることを相手に伝えるのってとても難しいです。

家族にも、友人にも、ビジネスパートナーにも。

そしてお客様にも。

「たぶんわかってくれているだろう」は勝手な思い込みである場合があります。

手を抜かないで、丁寧に伝える。

そんな伝えることの大切さについて考えてみました。

コミュニケーション

日常の生活の中で、プライベートでもビジネスでも、「伝える」ことがコミュニケーションの基本です。

特にビジネスにおいては、報告・連絡・相談・打合せ・依頼・指示・・・

「伝える」ことから始まります。

「伝えたつもりが伝わっていない」

「どうしてわかってくれないのだろう」

「あれだけ言ったのに・・」

「どうしてこんなに話しが噛み合わないの?」

このような事態にならないように、常に意識していることがあります。

それは、

「伝わらない」のは相手のせいではなく、「伝わる」ように話しをしていない自分がいけない。

相手に「伝わる」ように、丁寧に「伝える」工夫をすること、です。

わかりやすく伝える

学生の頃、先生によって楽しい授業やつまらない授業がありました。

そして、つまらない授業はその科目までつまらなくなりました。

楽しい授業はわかりやすい。わかりやすいから得意科目に。

つまらない授業はわかりづらい。わかりづらいと苦手科目に。

学校の授業で苦手科目だったのに塾や予備校で得意科目になることもありました。これは先生の「伝え方」の違いによるものだと思います。

ここにヒントがあるような気がします。

私が、わかりやすく伝えるために意識していることは、当たり前のことを丁寧に伝えることです。

当たり前のことを丁寧に・その1

相手に伝えるとき、自分が何を伝えたいのかを明確にして整理するように意識しています。

正確に伝わらないで後々誤解の素になってしまうことのないように、明確に伝えるようにしています。

当たり前のことを丁寧に・その2

正確な日本語で伝えるように意識しています。

例えば、「例の件」とか「あれについては」のような具体的ではない指示語は使わないように意識しています。

明確な言葉で、間違った解釈にならないようにしています。

当たり前のことを丁寧に・その3

相手に伝わる日本語で話すように意識しています。

言い換えると、専門用語を出来るだけ使わないようにすることです。

まとめ

社会人に成り立ての頃は、「言った、言わない」で意思の齟齬が生じることがありました。それは、お互いに悲しい想いをするだけです。

今、当たり前のことを丁寧に伝えることを意識することで意思の齟齬が生じることは、ほとんどなくなりました。

そして、苦手だった科目を得意科目にしてくれた予備校の先生のように、「伝えることの大切さ」をもっともっと意識したいものです。

相続対策は事前準備が大切です。お早めにご相談下さい。

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この記事を書いた人

栗田 政和

栗田 政和

東京都府中市出身、現在は立川市内に在住。
中央大学法学部卒。
大学卒業後、住宅メーカーに32年勤務した後独立し、
行政書士栗田法務事務所を開業。
現在は行政書士兼相続コンサルタントとして、
立川近郊の相続問題に悩む方の助けになるべく奮闘中。
趣味はバイクツーリング、温泉巡り、幕末歴史小説、プロ野球観戦。