答えが出ないままでも、言葉にしてみる

何か気になることがあっても、考えがまとまらないうちは、人に話しにくいことがあります。

まだ結論が出ていなかったり、自分でも何をどうしたいのか、はっきりしなかったりすると、そんな状態で言葉にしてよいものかと、ためらってしまうことがあります。

今回は、答えが出ないままでも、言葉にしてみるということについて考えてみたいと思います。

言葉にできないのは、考えていないからではない

気になることがあるのに、うまく言葉にできない。
何から話せばよいのか分からない。

そういうことは、誰にでもあることだと思います。

むしろ、大事なことであればあるほど、なかなか言葉にできないものです。

家族のことや、これからのこと。

自分の気持ちだけでなく、相手の思いも重なってくると、なおさらです。

考えていないのではなく、考えているからこそ、うまく言葉にできないのかもしれません。

言葉にすることは、答えを出すこととは少し違う

何かを言葉にする以上、ある程度考えがまとまっていなければならない。

そんなふうに思ってしまうことがあります。

しかし実際には、言葉にすることと、答えを出すことは同じではありません。

まだ決められていないことがあったり、気になっているのに整理しきれていなかったりします。

自分でもよく分からないまま抱えていることもあります。

そうしたことを、いったん言葉にしてみる。

それだけでも、自分がどこで立ち止まっているのかが見えてくることがあります。

言葉にしているうちに、自分の本当の気持ちに気づくこともあります。

何が不安なのか
誰のことを気にしているのか
本当は何を大切にしたいのか

答えは、言葉にしたあとに見えてくることもあるのだと思います。

まとまっていないからこそ、言葉にしてみる

頭の中だけで考えていると、気持ちは行ったり来たりしやすいものです。

けれど、少しでも言葉にしてみると、輪郭が見えてくることがあります。

まだ考えがまとまっていなかったり、どうしたいのかがはっきりしなかったりしても、何かが気になっていることはあります。

そのような段階でも、言葉にしてみる意味はあるのだと思います。

最初からきれいに説明しようとしなくてもよい。

順番立てて話せなくてもよい。

いま気になっていることを、そのまま言葉にしてみる。そのこと自体が、次の一歩につながることがあります。

さいごに

何かを話そうとするとき、つい「ちゃんと考えがまとまってから」と思ってしまうことがあります。

しかし、実際には、まとまっていないからこそ言葉にしてみた方がよいこともあります。

まだ答えが出ていないこと
うまく言葉にできないこと
気になっているけれど、整理できていないこと

そうしたことを抱えているときには、無理に結論までたどり着こうとしなくてもよいのだと思います。まずは、いま気になっていることを、少しだけ言葉にしてみる。

そこから見えてくるものもあるように思います。

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この記事を書いた人

栗田 政和

栗田 政和

東京都府中市出身、現在は立川市内に在住。
中央大学法学部卒。
大学卒業後、住宅メーカーに32年勤務した後独立し、
行政書士栗田法務事務所を開業。
現在は行政書士兼相続コンサルタントとして、
立川近郊の相続問題に悩む方の助けになるべく奮闘中。
趣味はバイクツーリング、温泉巡り、幕末歴史小説、プロ野球観戦。